発行物

「森林と金融」データベースは、牛肉、大豆、パーム油、紙パルプ、ゴム、木材のサプライチェーンに直接関与している300以上の企業に対して行われた金融サービスを分析しています。対象企業の事業は東南アジア、中央・西アフリカ、ブラジルの天然熱帯林に影響を与える可能性があります。
検索する『森林と金融』は、東南アジア、中央・西アフリカ、ブラジルの天然林に影響を及ぼす、牛肉、大豆、パーム油、紙パルプ、天然ゴム、熱帯木材(森林リスク部門)のサプライチェーンに直接関与している300社以上の企業への金融サービスについて評価するプロジェクトです。
財務データは、金融データベース(ブルームバーグ、リフィニティブ、トムソン EMAXX、TradeFinanceAnalytics、IJGlobal)、企業報告書(年次、中間、四半期)、企業発行物、会社登記簿、報道記事、分析報告書を使用しました。これらの情報をもとに、対象企業に提供された企業向け融資および引受額(2013-2020年4月)、債権および株式保有状況(2020年4月)を算定しました。
森林リスク部門以外の事業活動を行っている企業については、選択した地域における、選択した企業の森林リスク部門事業に帰すると合理的考えられる資金提供額を正確に示すために、該当額を減額して集計しました(調整係数を参照)。
詳細は「方法論」を参照。
データベースを用いた記事を読む
ブラジルのアマゾンで森林破壊を引き起こしているのは農業と牛の放牧です。しかし、牧畜と大豆産業はコインの一面に過ぎず、紙パルプ企業は土地を直接燃やしていない(他の産業が燃やしている)として、責任を負うことを拒否しています。
「森林と金融連盟」は、森林破壊のリスクがある産品部門の事業活動によく見られる、環境・社会・ガバナンス(ESG)面での悪影響への金融機関の加担を防ぐため、金融セクターの透明性、方針、体制、規制の改善を目指しています。